2013年05月18日

5月13日は、ミレーヌ・ブリュの日!!@たけや 2013.5.13

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ファー・ウエスト、リタ、ヴィオレ・ド・マルス、レディ・シャスラ…
私のすべてワインが日本に行っています。
そして私自身も、先月ついに日本に行くことができました!
日本の皆さんと、私のワインと、私自身、その間には強くて美しいストーリーがあって、パッションと伝統、交流、尊敬、友情に満ちています。
ワインは飲んでくれる人がいて、初めて存在します。
それを飲んで下さる皆さんが、ワインに命を吹き込んで下さるのです!
皆さん本当にありがとうございます。
2013年5月13日、私も皆さんのことを思います。
私の心は皆さんと共にあります。

                 ミレーヌ・ブリュ ♡ ♡ ♡

南仏コルビエール出身。おじいさんもお父さんもブドウ栽培者という家系に育ち、おやつにはワインをほんの少し混ぜたレモネードを飲むこともあったというほど、幼い頃からワインに親しみ、いつか自分で造ることを夢見ていた。

しかし、「女の子は、ワイン造りをしてはダメ!」と反対され、泣く泣く諦めた。

当時はまだワイン造りは男の世界であり、醸造所は禁じられた場所だった。

そのせいもあり、パリの団体に就職。ワイン講座で講師として働いていたのだが、ワイン造りへの思いは強くなる一方だった。

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そして2007年の春、南フランスで素晴らしい畑に出会った。

細い小道の先に、野生植物やガリッグに囲まれてひっそりと広がるブドウ畑。

トラクターも入ることのできないその場所には、様々な品種の、とても美しい株が植わっていた。

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見た瞬間、迷いや不安はすべてなくなり、ここが自分の場所だと直感した。

一念発起、長い時間がかかったが、自身のブドウ畑を購入。

初ヴィンテージは2008年。

長年の夢を叶えたミレーヌさんは、現在、念願のワイン造りができる喜びと充実感を噛み締めながら、非常に精力的にワイン造りに取り組んでいる。

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ラングドック地方の中心都市モンペリエの西方、地中海沿岸の美しい港町セット(Sète)の北に位置。

畑は12の区画に分かれ、北〜北西向きの丘陵地や段々畑状の場所にある。

夏は乾燥して暑く、冬の寒さの穏やかな地中海性気候で、ミストラルなどの強風が吹きつける産地。

近くに標高200mの丘があるため、乾燥し過ぎることは少ない。

畑は主に北〜北東向き。

野生の香草(ガリッグ)が植わっていた荒地が開墾された所。

タイム、ローズマリー、ラベンダー、スイカズラ、ニシエダ、マツ、柏の樹など、様々なガリッグの風味がワインに映し出される。

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石灰質土壌にはシラー、グルナッシュ、粘土石灰質土壌には樹齢の古いカリニャンが植わっている。

どの区画も表層土は非常に浅く、地下の岩盤にはすぐに到達できる。

2008年に栽培を始めた最初の時から有機農法を採用。

土壌を丁寧に耕し、害虫には硫黄や銅をベースにしたもので対応。

2010年には馬を用いての耕耘や土寄せを始めた。

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手摘みで、早朝のみに行う。

ブドウの重みで粒が潰れてしまわないよう、小さな運搬ケースで丁寧に扱う。

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グラップ・アンチエール(除梗せず房ごとタンクに入れて醗酵させる方法)をよく行うため、完璧に熟したタイミングで収穫することが非常に大切。

それまでの丁寧な畑仕事とブドウの個性を最大限尊重するため、出来る限り自然な方法で行う。

特に気に入っているのは小さな垂直式圧搾機。

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少量ずつ丁寧にプレスすることができ、非常に良質なジュースが搾れる。

これが最終的なワインの質感や滑らかさには不可欠だと思っている。

搾った後のブドウの搾りかすを「ガトー」と呼ぶ。

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10〜20日後に取り出してプレスした後、フリーランとプレスワインをブレンドし、タンクで約10ヵ月間熟成させる。

清澄もろ過も、基本的にはほとんど行わずにビン詰めする。

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2011 レディ・シャスラ http://takeya.ocnk.net/product/21

シャスラ100%(グートエーデル)

シャスラはスイスやドイツ、フランスのアルザスやサヴォワなどで栽培され、果皮が薄くて種が小さく、黄金色に熟す品種。

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南仏では非常に珍しく、参考になる指標がないこともあり、その豊かな香りを守りながら醸造するのは非常に難しかったのだが、ミレーヌのワイン造りは2008年のこの白ワインから始まっている。

今では大好評で多くの引き合いがあるため、非常に入手困難なレアワイン。

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2009 ファー・ウエスト   http://takeya.ocnk.net/product/331 

グルナッシュ40%、カリニャン35%、シラー20%、サンソー5%

所有するすべての区画のブレンドであるため、土壌の質、品種、畑の向きやミクロクリマ、その年の特徴など、様々な要素が混ざり合って生まれたワイン。

長期に渡って手に入れたいと切望し、やっと手に入れることのできた畑とワイン造りという職業。

それでもなお、もっと良いものを目指し、限界を押し返しながら進んでいこうとする探究心は尽きることがない…。

そんな気持ちをアメリカの西部開拓精神になぞらえ、ワイン名にしている。 (Far は英語で「遠い」、Ouest はフランス語で「西」という意味)

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2008 ボルディーグ  http://takeya.ocnk.net/product/20  

グルナッシュ100%

ミレーヌにとって初ヴィンテージである2008年のみの限定生産。

グルナッシュが最大限まで熟すのを待って収穫したため、アルコール度が非常に高い。

醗酵がなかなか終わらず、春になり気温が上がると酵母菌が再活動…ということを数年繰り返し、2011年春にようやく完了。

一時は酸化したような香りが強かったが、終わってみると熟した果実の風味たっぷりの、非常にグルナッシュらしい素晴らしい香りに変わっていたため、ビン詰めすることにした。

「ボルディーグ」とは、地元のセットという街に架かる橋の名称。

自宅から畑へ向かう間にあるミレーヌお気に入りの橋。

その周辺で、ラベルに描かれているマグロなど、多くの魚の漁や養殖が行われている。

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2011 リタ  http://takeya.ocnk.net/product/19  

カリニャン100%

「リタ」というのは聖女の名前。

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その過酷で悲惨な人生から、絶望的な状況にある人を助ける守護聖人として親しまれ、今もヨーロッパの多くの教会に彼女の像や絵があり、多くの女性が祈りを捧げている。

ミレーヌの祖母もその1人であり、またミレーヌ自身も地元近くの小さな礼拝堂にある聖リタの前で、恵みの雨が降りますように、雹の被害が出ませんように、など時々お祈りしている。

またもう1人の「リタ」として、ハリウッド女優のリタ・ヘイワースにも由来している。

ギルダという映画の中で、長手袋を脱ぎながら妖艶に踊るシーンはグローブ・ストリップと呼ばれ有名で、ラベルにはそのシーンを喚起させる手袋がデザインされている。

2人の全く違う女性だが、ミレーヌはどちらも大好きな女性像であるため、このワインに「リタ」という名前を付けた。

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現地買い付けワインのお店「たけや」http://takeya.ocnk.net/
posted by ひさかず at 15:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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